

民泊の誘導灯・誘導標識
GUIDE LIGHT
民泊で設置する誘導灯・誘導標識について掲載
したページです。誘導灯に関する、区分表・工
事例、よくあるご質問をご確認いただけます。
誘導灯・誘導標識
建物に不案内な(避難経路がわからない)方でも、火災時に速やかに避難口や避難方向が確認でき、パニックにならず屋外まで避難することができるようにする設備です。

●避難口誘導灯
建物に不案内な(避難経路がわからない)方でも、火災時に速やかに避難口や避難方向が確認でき、パニックにならず屋外まで避難することができるようにする設備です。

●通路誘導灯
通路誘導灯は、白地に緑色のシンボル又は文字で避難の方向を明示するためのものです。避難口に至る廊下や通路に設置されます。

●階段通路誘導灯
階段通路誘導灯は、避難経路となる階段及び傾斜路に設ける誘導灯で床面に避難上有効な照度を与えるものをいいます。

原則として、誘導標識は誘導灯の代わりにはなりません。
誘導標識は、避難の方向や避難口を表示した標識板で照明器具やバッテリーが必要ありません。
誘導灯の区分表
誘導灯は消防法施行規則第28条の3に基づき、A級〜C級に区別されています。大きさで等級が設定されており、小C級→B級(BL形→BH形)→A級大に分類されています。 基本的に部屋等が広いほど大きい物が必要であり、設置場所や施設の用途などによって等級が決まります。B級には2種類あり、輝度が低いBL形と輝度が高いBH形があります。
等級 | 適合する誘導灯 | |||
---|---|---|---|---|
避難口誘導灯 | 通路誘導灯 (階段に設けるものを除く) | |||
高輝度誘導灯 | 従来型誘導灯 | 高輝度誘導灯 | 従来型誘導灯 | |
A級 表示面の縦寸法 0.4m以上 |
高輝度誘導灯40形 ![]() |
大形誘導灯 (40W×2タイプ) ![]() |
高輝度誘導灯40形 ![]() |
大形誘導灯 (40W×2タイプ) ![]() |
B級 BH形 表示面の縦寸法 0.2m以上 0.4m未満 |
高輝度誘導灯20A形 ![]() |
特殊大形誘導灯 (40/35/32W×1タイプ) ![]() |
高輝度誘導灯20A形 ![]() |
特殊大形誘導灯 (40/35/32W×1タイプ) ![]() |
B級 BL形 表示面の縦寸法 0.2m以上 0.4m未満 |
高輝度誘導灯20B形 ![]() |
中形誘導灯 (20W×1タイプ) ![]() |
高輝度誘導灯20B形 ![]() |
中形誘導灯 (20W×1タイプ) ![]() |
C級 表示面の縦寸法 0.1m以上 0.2m未満 |
高輝度誘導灯10形 ![]() |
小形誘導灯 (10W×1タイプ) ![]() |
高輝度誘導灯10形 ![]() |
小形誘導灯 (10W×1タイプ) ![]() |
誘導灯の工事例

一戸建て民泊/誘導灯工事
Google検索からお問い合わせいただいたお客様です。誘導灯の設置工事を行いました。2階建の戸建て物件です。1階の玄関部分、2階の階段降り口部分に誘導灯を設置しました。

マンション型民泊/誘導灯工事
民泊オープンに伴い、工事のご依頼がありました。特定小規模自火報・誘導灯・非常照明の設置を行いました。4階建てマンションの3階部分のみ設置しました。

古民家民泊/誘導灯工事
事前に現地の調査を行い、照明設備全般(誘導灯等)と消防設備機器の工事を行いました。また、所轄消防に提出する書類作成の補助をいたしました。民泊を始めるためには消防設備の設置が必要です。

離れ付き民泊/誘導灯工事
民泊開業物件へ自動火災報知設備、誘導灯、非常照明を設置しました。誘導灯には主に避難口誘導灯と通路誘導灯の2種類があり、それぞれA型、B型、C型と3段階の大きさがあります。

外国語対応民泊/誘導灯工事
ホームページから誘導灯の工事依頼をお受けしました。外国人の宿泊者が多いため、誘導灯の設置に加え、4ヶ国語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)の誘導パネルも設置しました。

誘導灯のリニューアル/誘導灯工事
誘導灯のリニューアル工事を行いました。 LED照明の誘導灯は、蛍光ランプに比べ消費電力の削減、寿命化も長く交換頻度も減り、誘導灯のランニングコストが大幅に削減されます。
誘導灯のよくあるご質問
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Q
非常用照明器具や誘導灯に内蔵している蓄電池(バッテリ)の寿命はどのくらいですか?
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蓄電池(バッテリ)の取替えの目安は、一般的な使用状態(定格電圧・常温・常湿)で4~6年としています。
定期的な検査で確実に非常点灯することを確認し、点灯時間が非常用照明器具で30分以下、誘導灯で20分以下(長時間定格形は60分以下)となった場合及び緑の充電モニタが点滅している場合には交換してください。
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Q
誘導灯・非常用照明器具の適正交換時期を教えてください。
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誘導灯・非常用照明器具の交換時期は8~10年、誘導灯表示板の交換時期は6~10年、バッテリーの交換時期は4~6年が目安となります。あくまで目安ですのでご不安な場合はご相談ください。
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Q
防災照明器具の使用上の注意は?
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寿命に達した蓄電池は、早急に交換してください。液漏れのおそれがあります。防災照明器具を長期間使用しないときは、満充電を行った後蓄電池を器具から外し、高温多湿の場所を避け保管してください。放置すると自己放電が促進され、短寿命の原因となります。
※1年に1回は、充放電か充電を行ってください。電池内蔵型の非常用照明器具は、電源遮断状態で電球の交換を行わないでください。
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Q
誘導灯の自己点検機能を使用することによって法定点検が免除されますか?
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法定点検は免除されません。自己点検機能を使用することによって定格時間、非常点灯するかを確認することができますが、種類・外形・表示など、その他の点検項目については別途点検が必要です。
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Q
誘導灯のランプを電球色に変更できますか?
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消防法令で規定されている表示面の色を白色ランプで設計しているため、電球色ランプは使用できません。
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Q
誘導灯に使用されている蛍光灯をLED直管ランプに交換できますか?
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蛍光灯をLED直管ランプに交換できません。誘導灯の光学特性は器具・表示板と指定されたランプで性能確認し、認定を取得してます。ランプを指定以外のものを使用すると認定品ではなくなります。
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Q
誘導灯を節電のために普段消すことは出来るでしょうか?
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原則は出来ませんが、建物の使用目的により可能な場合もあります。所轄消防署とご相談ください。
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